未破裂動脈瘤ってこんな感じ
未破裂脳動脈瘤が見つかってから、ネット上、あちこち調べまくりました😥
あちこち行かなくでもわかるように、まとめてみましたが
各病院や施設、等の資料をまとめただけなので、
こんな意見がある、こんな可能性がある、
という程度で
数字など、絶対、ではありません
脳動脈の壁にコブのように膨らんだ部分が出来るのを、脳動脈瘤といい、その時点で破裂(出血)していないものを未破裂脳動脈瘤といいます
脳のMRI検査を行うと、日本人には5%の人に、未破裂脳動脈瘤が見つかる、つまり、50人にひとりは、未破裂脳動脈瘤を持っているそうです
ほとんどの場合、自覚症状無し、無症状
つまり、百人に1人です
見つかった私の脳動脈瘤も、1年以内に破裂するかもしれないし、全く何の症状も無いまま、破裂しないまま自然死を迎えられるかもしれません
脳動脈瘤の、大きさ・できた場所・患者の体質等で、その確率、つまり危険性は変わります
多少の後遺症ありながら社会復帰できる人が1/3
ひどい後遺症で寝たきりに近く社会復帰出来ない人が1/3
残り1/3は亡くなるそうです
見つかった後、どうするかは、3つにひとつ
① 経過観察
何もしないで、動脈瘤が急に大きくなるとかイビツに腫れてくるとか、破裂のリスクが高くならないか、半年か一年に一度検査するだけ
何もしないので、検査までは、見つかっていない時と同じ気持ちで過ごせばいいのですが
破裂のリスクが増すことは禁止
タバコだめ
高血圧だめ
飲み過ぎだめ
あまり力を入れ過ぎる行為だめ
軽く、でも頭をぶつけないよう要注意
などなど気をつけなければならないので
多分破裂の確率は低いけど
いつ破裂するかわからない、と気になってしまいますよね
ちょっとストレス高いなあ😥
経過観察中の何度目かの検査で脳動脈瘤が大きくなって手術した人や
経過観察しばらく続けて、いつ破裂するかわからない不安な生活が嫌で結局手術した人もいて
それなら早めに手術した方が良くない?
②血管内コイル塞栓術
一般的には足の付け根の大腿動脈からカテーテルを脳の目的の部位まで入れ、コブの中をコイルで充填することで中を血栓化し、破裂を防ぐ
[長所]脳を開け無いので患者の負担が少なく、手術翌日から歩行でき、退院も早い
[不安点]手術中に出血したら対処が困難
手術後、そこにまた血液が流れ込み、再度大きく
なったり破裂する可能性がある(再手術しなきゃ ならなくなる可能性が高い)
この手術の歴史が浅く、長期治療成績が不明
②開頭クリッピング術
全身麻酔下で、頭蓋骨の一部を開いて、顕微鏡下の手術でコブの根元にクリップをかけて血流を遮断する
[長所]歴史が長い治療方なので、手術後の長期経過が、コイル方よりはわかっている
手術中の出血にも対処できる
この術式の経験豊富なドクターがいる
[不安点]脳を開くので患者の負担が大きく、手術後の痛みもあるし、退院まで約2週間
脳に直接、なので、術後の合併症のリスクがコイル式より高い
脳の深い部位には使えない